子供の包茎について
包茎というのは、実は思春期ごろにならないと、判別ができないということも、多いです。包茎の場合に問題となる「包皮」は、本来は男性器を守るためのもの(細菌の侵入や、感染症になることを防ぐためのもの)です。そのため、新生児の間は誰でも包茎の状態にあります。成長して免疫力が高まってくると、自然に包皮が剥けてきて、包茎が治る場合も多いのです。そのため、少なくとも思春期までまってから、包茎かどうかの診断を下す、ということが多いものです。
ただ、子供の場合には、子供自身に包茎に関する知識がないことが多く、包皮炎などになってしまう子供もいます。そのたびに、親が焦って子供をしかりつけるとか、あるいは包茎の心配をするあまりに、幼いうちから何度も病院へ連れて行くといったことを繰り返すと、子供の心理面に与える影響が大きくなってしまいます。
また、日本では幼児・児童への包茎手術の実施というのは、欧米に比べて極端に少ないといわれています。ただ、包茎というのは「何でも手術をすればいい」というものではなく、個人個人の成長の程度、包茎の状態、生活習慣の違いなどにあわせて、適切な治療法を実施するのが良いものです。停留睾丸や尿道下裂などで、子供の間に泌尿器科の手術を行ったほうがいいケースもありますが、日本では包茎という理由だけでは、子供の間の手術は、あまり行われていません。
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